機械式の模型 · 1/85つの動作を、動く機械の部品で見る
この章では、しくみの模型で見た5つの動作を、軸・ドラム・レジスタ・パンチ・ギアが順番にかみ合う機械の模型で見ます。歴史上の機械の再現ではありません。「読む → ルールを選ぶ → 書く → 動く → 状態を切り替える」が、部品ごとに順番に動くよう分けられた機械として読めるようにするのが目的です。
考えるための機械としてのチューリングマシンは Stanford Encyclopedia of Philosophy: Turing Machines の定義を参照し、この章ではそれを説明用の機械式の模型に置き換えています。
まず全体を見て、タイミング軸が1つの命令を5つの拍に区切っていることを確かめます。ここでは進める操作を急がず、どの部品がどの拍を受け持つかを読みます。
この機械式の模型は、暗号解読機ボンブではありません。チューリングマシンの5つの動作を、順番に動く部品の並びとして表したものです。
しくみの全体
第3章まだ進めず、5つの拍とそれを受け持つ部品を先に見ます
第3章のはじまり5つの動作を、機械の拍と部品の動きに置き換えるこの機械式の模型は、暗号解読機ボンブの再現ではありません。しくみの模型と部品への置き換えで見た5つの動作を、タイミング軸に合わせて順番に動く部品として見せる章です。発見チェックに答えると、タイミング軸で5つの拍を動かせます。
注目する部品
タイミング軸1つの命令を「読む・選ぶ・書く・動く・切り替える」の5つの拍に分け、すべての部品が動く順番をそろえます。命令のリズム
5つの拍
読む拍読み取りヘッド
選ぶ拍ルールレジスタ
書く拍書き込みパンチ
動く拍送りギア
切り替える拍状態カム
模型の見方タイミング軸が順番を決め、部品が1つずつ情報を受け取るこの段階では、操作よりも対応表を見ます。読む・選ぶ・書く・動く・切り替えるが同時に起きないことが、この機械の基本です。いま注目している部品は、タイミング軸です。
発見チェックこの章で最初に読むべきことは?